Macでepsを作るには

09/12/28
Googleで"Mac eps"で検索するとかなり上位にこのページがヒットするので，読みやすく書き換えることに．

TeX環境

Windows(最近WindowsでTeX編集してないなー)

• コンパイル: 角藤さんのTeX
• 編集: Meadow + YaTeX
• EPS作成:
  • EPS-conv: bmpなどのファイルからepsへ変換
  • wmf2eps: PowerPointなどで作成した図をクリップボード経由でepsへ変換

Mac OS X 10.6

• コンパイル: MacPortsにてpTeX
  • $ sudo port install pTeX +euc +no_x11
• 編集: Carbon Emacs (最近は使っていないが+YaTeX)．なんだかんだでMakefileでやる方が自分には合っている．

• EPS作成:
  • ImageMagick: ファイル変換．MacPortsにてインストール
    • $ convert input.png output.eps とconvertコマンドで変換
    • このとき $ convert input.png eps2:output.eps とすると出力サイズが小さくなる
  • スケッチ風ドロー: PowerPointなどでコピーしたものを貼り付けてepsへ変換

MacでPowerPointの図をepsに変換する

Macデビューした当時は，PowerPointの図→epsの変換をどうしようか困りました．

ImageMagickでもいいのですが，wmf2epsの様に，コピペで対応できるツールがないかと探していたときに，見つけたのがこのアプリケーションです．

「スケッチ風ドロー」
http://www.hi-ho.ne.jp/sato-akira/index.html

僕は本来の使い方が(未だに)まだよくわからないのですが，このスケッチ風ドローは，PowerPointなどで選択コピーしたものが貼り付けられるのです．そして，EPSなどのベクトル形式ではき出すことができるので，まさに"Macにおけるwmf2eps"として活用できます．

使い方も簡単で，

1. PowerPointなどで図をコピーする．
2. スケッチ風ドローで貼り付ける．
3. ファイル→書き出しで，フォーマットをEPSにして保存する．

これだけでEPSができちゃいます．PowerPointで図を作ることが多いので，(tgif使えよって突っ込みはなしで・・・)TeXの図の作成がとってもスムーズになりました．

おすすめです．